茅ヶ崎の海の近くにある静かな旅館での、四季折々を綴ってゆきます。
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小津監督の一日

小津監督は、戦後の十年間、良きコンビであった野田高梧氏と共に、毎年一年の約半分を茅ヶ崎館で過ごされていました。

毎年、秋の芸術祭に出品した後、当館にいらっしゃり、それから冬を越し、春に庭のエニシダに芽が出て花が咲き、実がなる頃まで、滞在していらっしゃったそうです。
ちょうど今の時期は、脚本がいよいよ佳境に差し掛かる頃でしょうか。

茅ヶ崎館での監督は、昼頃起きると、まず
身だしなみを丁寧に整え、昼食を兼ねた朝食を取ると、再びゴロリと横になり、昼寝
目が覚めると、連れ立って散歩に出かけ、
海岸や町を散策されていたとか。戻って来られると夕食を取り、皆が寝静まった頃、明け方までお仕事をされていたようです。

宿周辺を歩きながら、あるいは部屋で、野
田氏とあれこれ話す中で、脚本の素材を見つけ、構想を練っていたとか。

ひとが何か考えたり感じたりするときに、これまで過ごしてきた空間や空気、湿度、温度、匂いなど無意識に身体に刻まれてきた記憶が、多少なりとも影響するのでは、と考えることがあります。

小津監督が、茅ヶ崎や茅ヶ崎館で過ごして
感じた空気、具体的な空間から身体に刻まれた記憶は、小津監督の作品中に、何かの形で現れているのでしょうか。

<起床>



<朝風呂を浴びて…>



<洗面所で身だしなみを整えると…>


※散髪される際は、外から床屋さんがやってきて、ここで切っておられたとか。

<部屋でもう一眠り>



<目が覚めると、「二番」脇の階段を下りて庭へ出て…>



<海岸を散歩>


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